利用するメリット・デメリット

更新日 : 2021/04/24

安心して仕事ができる

全国的に待機児童問題はまだまだ解消されていません。中でも人口の多い都市部では子どもの年齢に関係なく保育園に入園できないという話をよく耳にします。保育園に入るために、子どもが1歳になるのを待たずに0歳で復職している人もいますが、それでもまだ順番待ちの状態です。しかし、託児所があれば保育園に入園できなくても子どもを預けることができます。
最近は託児所の数も増えてきており、職場に併設されているところもあります。保育園に入りづらい地域に住んでいる人にとって託児所が完備されているのはとても助かるでしょう。また、通勤時間の短縮にもなります。保育園などに子どもを預ける場合は保護者が送迎しなければなりません。お迎えは決められた保育時間内に行かなければなりませんが、仕事が忙しい時は難しい場合もあります。「お迎えの時間に間に合わないかも」とそわそわしながら仕事をすることになるでしょう。しかし、職場に託児所が完備されていればすぐ近くにあるので距離もそれほど遠くありませんし、ある程度なら融通も利きます。決められた時間に間に合わなくても柔軟に対応してくれるため、保育園よりも利用しやすいというメリットがあります。
また、子どもの近くで働けるため、もし子どもが体調を崩してもすぐに様子を見に行くことができますし、子どもの様子も職場内に伝わりやすくなります。周囲の理解も得られやすいため、働く母親からすれば心強く感じることでしょう。

安心して仕事ができる

キャリアを諦めなくてもいい

待機児童問題や育児と仕事の両立の難しさなどで介護士を辞める人も珍しくありません。しかし、職場に託児所があればそのような心配を減らすことができます。通勤時間の短縮をはじめ、子どもの行事も都合をつけて行きやすいので育児と仕事の両立も可能です。託児所がある職場ならキャリアを途切れさせることなく働き続けることができるでしょう。

デメリットは?

「両立の負担を減らすことができる」「仕事に集中しやすくなる」などのメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。デメリットとしてとして考えられるのは、「退職した場合に子どもの預け先も探し直さなければならない」ということです。もし転職先が決まっていなければ仕事探しと子どもの預け先探しを同時に行わなければなりません。地域によっては預け先がすぐには見つからない可能性もあります。
また、退職をせずそのまま働き続ける場合でも子どもが大きくなって対象年齢を超えてしまったら託児所は利用できません。託児所によって対象年齢は異なります。その時になって慌てないように、入所する時に利用規約はよく確認しておきましょう。

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