職場を探す際のポイント

更新日 : 2021/04/27

多様なサービスを展開

託児所は幼稚園や保育園とは異なり、国が管轄しているわけではありません。国や自治体が決めた基準はクリアしなければなりませんが、認可を受けなくても開設することは可能です。開設場所が特に定められているわけではないため、ショッピングモールや駅ビルの構内などに開設している託児所もあります。また、24時間保育や夜間保育、スポット利用、月極利用など多様なサービスを展開し、保護者のニーズに応えられるようにしています。施設によって提供している内容は異なるため、託児所を探す際はどのようなサービスを行っているのかもよく確認しましょう。

多様なサービスを展開

アクセスのしやすさ

一番重視したいのは、自宅から託児所、託児所から職場までのアクセスのしやすさです。子連れで出勤するのは想像以上に大変です。2人分の荷物を持って出勤するわけですが、子どもの荷物は着替えやオムツ、お昼寝布団などたくさんあります。電車やバスなどの公共交通機関を利用する場合は荷物を持ちながら子どもを抱っこしなければならないため、非常に大変です。時間帯や天候によっては子どもに大きな負担がかかる場合もあります。託児所を探す際は、そのような負担が少ない場所にある施設を中心に探すといいでしょう。

空き状況

託児所を完備している介護施設の求人を見つけても、肝心の託児所に空きがなければ子どもを預けることができません。まずは問い合わせて託児所に空きがあるかどうかを確認しましょう。面接の際に確認することもできますが、利用可能かどうかを早く分かっていた方が安心できるはずです。事前に確認しておいた方がいいでしょう。空きがある場合は申し込めばすぐに利用できますが、中には休園日を設けているところや営業時間が日勤帯のみで夜間保育を行っていないところもあります。その場合は勤務シフトにも影響を与えてしまうため、注意が必要です。

病気の場合は?

子どもが体調を崩しても預けられる、病児保育に対応しているかどうかも確認しておきましょう。子どもはいつ体調を崩すか分かりません。預けた時は元気でも保育中に体調を崩して発熱したり、嘔吐したりすることがあります。病児保育に対応している託児所ならそのまま子どもの様子を見てくれますが、対応していないとお迎えの連絡が来てしまいます。仕事を早退したり、感染症に罹患している場合は登園停止期間が空けるまで休んだりしなければなりません。育児に理解のある職場なら急な早退や休みにも快く対応してくれますが、そうでない職場もあります。早退や急な休みが続くと周囲に迷惑をかけることになるため、仕事を続けていくこと自体が難しくなってしまうかもしれません。子どもが体調を崩した時にどのように対応してくれるのかは育児と仕事を両立するにあたって非常に重要なポイントです。

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